
玄関の床(土間)が汚れていたり、デザインが古かったりすると、家に帰ってきた瞬間に少し気分が沈んでしまいます。そこで人気なのが、既存の床の上から貼れる「フロアタイル」です。

本物に近い質感: 石目調や木目調など、デザインが豊富で高級感が出る。
耐久性が高い: 土足で歩く場所なので、クッションフロアよりも傷に強く丈夫。
手入れが楽: 汚れてもサッと拭き取れる。
「端っこのカットがガタガタになりそう」
「下地がボコボコしているけど、そのまま貼って大丈夫?」
「もし失敗してドアが開かなくなったらどうしよう(厚みの問題)」

すべてを自分でやる必要はありません。不安な部分はプロに任せ、楽しい部分だけを自分で行う「ハーフDIY」が、実は一番満足度が高くなります。
フロアタイルを綺麗に仕上げるコツは、実は「下地」にあります。
下地調整: 元のタイルが割れていたり、大きな段差がある場合、そのまま貼るとすぐに剥がれたり浮いたりします。ここだけを左官業者やリフォーム店に依頼し、平滑にしてもらうのが成功への近道です。
採寸と見切り材の相談: 「どの厚みのタイルならドアに干渉しないか」というアドバイスだけをもらうのも手です。
下地さえ整っていれば、あとはパズルのような楽しさがあります。
デザイン選び: 自分の好きな柄をじっくり選ぶ。
仮並べ: 実際に置いてみて、柄のバランスを考える。
貼り付け: 最近は裏面がシールタイプのものや、置くだけで固定されるタイプもあり、初心者でも扱いやすくなっています。
DIYを始める前に、以下の3点だけは必ず確認しましょう!
ドアの隙間: フロアタイルを置いたとき、玄関ドアがスムーズに開閉できるか?(数ミリの厚みが命取りになります)
上がり框(かまち)との段差: 貼った後の見た目が不自然にならないか。
専用カッターの準備: フロアタイルは硬いため、工作用ではなくDIY用のしっかりしたカッターを用意しましょう。
「全部自分でやらなきゃ」と思うと重荷になりますが、「下地だけプロに頼んで、タイルは自分で選んで貼る!」と考えれば、ワクワクしてきませんか?
部分的にプロの力を借りることは、決して「逃げ」ではなく、長く住む家を大切にするための賢い選択です。
まずは、地元のリフォームショップに「下地だけ整えてもらうことは可能ですか?」と相談してみることから始めてみませんか?





「自分たちの住まいを、自分たちの手でもっと素敵にしたい」 そんな想いから、リノベーションの一部をDIYで楽しむご家族が増えています。
中でも「左官作業(塗り壁)」は、職人技が必要なイメージがありつつも、実は初心者でも挑戦しやすく、かつ「家への愛着」が最も深まる工程のひとつです。
今回は、実際のご家族の作業風景を交えながら、DIY左官の面白さや注意点、そして一生の宝物になる「記念の残し方」についてご紹介します。
壁紙(クロス)を貼る作業は、シワや空気が入らないよう緻密な計算とスピードが求められます。一方、左官の魅力は、その「正解のなさ」にあります。
あえてコテ跡を残してラフに仕上げればカフェのようなヴィンテージ風に、丁寧に平らにならせばモダンな印象に。
同じ材料を使っても、塗る人の力加減や動かし方で世界に一つだけの表情が生まれます。
写真のように、ご夫婦で並んで大きな壁に挑む時間は、家づくりのハイライトになるはず。

作業中はお互いの塗り方のクセを笑い合ったり、少しずつ埋まっていく壁を見て達成感を共有したりと、完成後の暮らしを彩る素敵な「物語」がそこにはあります。
「楽しそう!」だけで始めてしまうと、思わぬ失敗をすることも。DIYで左官を行う際は、以下の点に注意しましょう。
徹底した「養生」が仕上がりを左右する
左官において、実は塗り作業よりも重要なのが「養生(ようじょう)」です。コンセントカバーや床、隣接する壁が汚れないよう、マスキングテープやシートで保護します。ここを丁寧に行うことで、最後にはみ出しのない美しいエッジが生まれます。
「下地処理」を甘く見ない
古い壁紙の上から塗る場合や、石膏ボードに塗る場合は、専用の下地材(プライマー)を塗る必要があります。
これを怠ると、せっかく塗った壁が数年後に剥がれてきたり、下地の汚れが浮き出てきたりする原因になります。
乾燥時間を計算に入れる 塗り壁は乾くまでに時間がかかります。季節や湿度にもよりますが、完全に乾くまでは触らないのが鉄則。
また、乾くと色が少し明るく変化するため、塗りたての色だけで判断せず、乾燥後のイメージをあらかじめサンプル等で確認しておきましょう。
今回のリノベーションで最も素敵なポイントは、愛犬や愛猫と一緒に手形(足形)を残したことです。

職人さんに任せきりの工事では、なかなかこうした遊び心を取り入れるのは難しいもの。
DIYだからこそ、自分たちのタイミングで、家族全員(大切なペットも!)の足跡を刻むことができます。
手形を残すコツ: 壁を塗り終えた直後、少し水分が引いてきたタイミングで優しく押し当てます。あまり強く押しすぎると周囲の壁が崩れてしまうので、サポートする人がペットの足を優しくガイドしてあげましょう。
写真のスイッチ横に並んだ3つの足跡。毎日電気をつけるたびに、この時の楽しかった記憶が蘇ります。ワンちゃんや猫ちゃんにとっても、ここは「自分の家なんだ」という証。年月が経ち、ペットが成長したり、たとえお別れの時が来たとしても、この壁には確かに彼らがいた温もりが残り続けます。

DIY左官の良さは、プロのような完璧な仕上がりを目指すことではなく、「自分たちで手を動かした」というプロセスにあります。
多少のコテ斑(むら)も、家族で笑いながらつけた手形も、すべてがその家だけの「個性」になります。これからリノベーションを考えている皆さんも、どこか一面だけでも「自分たちの手」で仕上げてみませんか?
それはきっと、単なる「住居」を、かけがえのない「我が家」に変えてくれる魔法のひと手間になるはずです。
「うちもこんな風にしたいけど、何から始めればいいの?」
「DIYってどこまでできるの?」 そんな疑問をお持ちの方へ。
























