「お部屋の雰囲気をガラッと変えたいけれど、大掛かりなリフォームは大変そう…」そう考えている方は多いのではないでしょうか。そんなあなたにぴったりのDIYがあります。それは、壁の一部分にアクセントとしてタイルを貼ることです。
壁一面をDIYするだけでもかなり大変ですが、お部屋の顔となる壁の一部分にアクセントとしてタイルを貼るだけでも、お部屋の印象はガラッと変わります。今回は、特に人気があるLIXILの「エコカラット」を例に、手軽にできるDIYのポイントや方法を詳しくご紹介します。
なぜアクセントタイルがおすすめなの?
壁の一部分にタイルを貼るDIYがおすすめな理由はたくさんあります。
1. 少ない労力で大きな効果
壁全体をDIYするとなると、時間も労力もかなりかかります。しかし、アクセントタイルならリビングのテレビボードの裏、キッチンのカウンター下、寝室のベッドヘッドなど、限られたスペースに施工するだけで、空間全体の雰囲気を変えられます。
2. 経済的にもメリットあり
壁全体をタイルにするよりも、材料費を抑えることができます。また、専門業者に依頼するよりも、DIYなら人件費を大幅に節約できます。
3. 自分だけのオリジナル空間
タイルの種類、色、貼り方によって、個性を表現できます。モダン、ナチュラル、ヴィンテージなど、あなたの理想とするスタイルに合わせて自由にデザインできるのがDIYの醍醐味です。
4. 家族や友人を「アッ」と言わせる驚き
完成した壁は、家族や友人が遊びに来たときに「え、これ自分でやったの!?」と驚かれること間違いなしです。DIYを通じて、自分の手で作り上げたという達成感も得られます。
憧れの「エコカラット」ってどんなもの?
今回DIYの例としてご紹介するLIXILの「エコカラット」は、単なるデザイン性の高いタイルではありません。見た目の美しさだけでなく、機能性も兼ね備えた優れた内装建材です。
エコカラットの主な機能
- ちょうどいい湿度を保つ:ジメジメした湿気を吸い、カラカラに乾燥すると湿気を吐き出す「呼吸する壁」です。日本の気候にとても合っています。
- ニオイを吸着する:ペットや生ゴミ、タバコなどの生活臭の原因物質を吸着し、お部屋の空気をきれいにします。
- 有害物質を吸着・低減:シックハウスの原因となるホルムアルデヒドやトルエンなど、空気中の有害物質を吸着・低減します。
このように、エコカラットはデザインと機能性を両立した理想的な建材です。リビングや寝室など、長時間過ごす空間にこそおすすめです
準備編:DIYを始める前に知っておくべきこと
DIYを成功させるためには、事前の準備がとても重要です。
1. 施工場所とデザインを決める
まず、どこにタイルを貼るかを決めましょう。リビングのテレビボードの裏、寝室のベッドヘッド、玄関のニッチなど、候補をいくつか挙げてみるといいでしょう。施工面積によって、必要なタイルの枚数も変わってきます。
次に、どんなデザインにするか決めます。
LIXILの公式サイトには、たくさんの施工例が掲載されています。
「こんな雰囲気にしたい」「この柄が素敵」といったイメージを具体的にしておくことで、作業もスムーズに進みます。
2. 必要な道具を揃える
DIYを始める前に、必要な道具をリストアップしましょう。ホームセンターやインターネットで手に入ります。
最低限必要なものリスト
- エコカラット本体:必要な枚数を少し多めに用意しておくと安心です。
- 専用接着剤:エコカラット専用のものを選びましょう。
- へら(くし目へら):接着剤を均一に塗るために使います。
- カッター、またはグラインダー:タイルをカットするために使います。タイルは固いので、カッターナイフだけでは難しい場合があります。
- マスキングテープ:養生や仮止めに使います。
- 軍手、またはゴム手袋
- 定規、メジャー、鉛筆
- 水平器
3. タイルのカット方法を理解する
エコカラットは、タイルの大きさがバラバラなものや、タイルを組み合わせて使うものなど、様々な種類があります。壁の端やコンセント周りなど、どうしてもカットが必要になる場所が出てきます。
- 手動カッター:厚みが薄いタイルであれば、手動でタイルを割る道具が使えます。
- ディスクグラインダー:厚みがあるものや、複雑な形状にカットしたい場合は、ディスクグラインダーを使うのが一般的です。ただし、粉じんが出るので、屋外で作業するか、しっかりと養生をしてから行いましょう。
実践編:DIYの流れをマスターしよう
STEP 1:下準備(養生と墨出し)
まず、施工する壁の周りの床や壁をマスキングテープで養生します。特に床は接着剤が垂れると厄介なので、しっかりと新聞紙やブルーシートなどで覆いましょう。
次に、壁にタイルの貼り付け位置を正確に測り、鉛筆で印(墨出し)をつけます。中心から貼り始めるか、端から貼り始めるか、全体のバランスを考えて決めましょう。水平器を使って、最初の列がまっすぐになるように印をつけるのが成功の秘訣です。
STEP 2:接着剤を塗る
接着剤をヘラに取り、壁に薄く均一に塗り広げます。このとき、一度に広範囲に塗りすぎると接着剤が乾いてしまうので、タイル数枚分ずつ塗っていくのがポイントです。ヘラのギザギザ(くし目)を使って、接着剤に溝を作るように塗ると、タイルがしっかりと密着します。
STEP 3:タイルを貼る
いよいよタイルを貼る作業です。
墨出ししたラインに合わせて、タイルを壁に貼り付けていきます。タイルの裏面に接着剤がつかないように注意しながら、タイルの中心を軽く押して密着させましょう。タイルを貼ったら、目地にゴミが入らないように、軽く拭き取ります。
DIYで失敗しないためのQ&A
Q1. 接着剤がはみ出してしまいました。どうすればいいですか?
A. 接着剤が完全に固まる前であれば、濡れた布で拭き取ることができます。固まってしまった場合は、カッターナイフなどで削り取るか、専用の溶剤を使ってきれいにしましょう。
Q2. タイルをまっすぐに貼るのが難しいです。
A. 一番重要なのは、最初の1枚を正確に貼ることです。水平器を使って、必ず水平であることを確認しましょう。また、タイルとタイルの間に専用のスペーサーを挟むと、目地の幅を均一に保つことができます。
Q3. 賃貸でもDIYできますか?
A. 賃貸物件の場合、退去時に原状回復が必要となります。タイルは一度貼ると剥がすのが難しいため、賃貸物件での施工は基本的にはおすすめしません。ただし、最近では「貼って剥がせる両面テープ」や「磁石で着脱できるタイプ」のタイルも販売されています。大家さんに相談してみるか、賃貸でもOKなDIY方法を探してみるのもいいでしょう。
DIYで理想の空間を手に入れよう
今回は「アクセントタイル」のDIYについてご紹介しました。
テレビボードの裏にタイルを貼るだけでも、無機質だった空間が、まるで高級ホテルのような上質な空間へと生まれ変わります。
DIYは「難しい」というイメージがあるかもしれませんが、やってみると意外と「楽しい!」と感じるものです。自分の手で理想の空間を作り上げていく過程は、何にも代えがたい喜びがあります。
もし、DIYについて分からないことがあれば、お気軽にご相談ください。
あなただけの素敵な空間づくりを、私たちも応援しています!