奈良のマンションリノベーション。
家族それぞれの「ちょうどいい居場所」を散りばめた住まいです。
家の中心にあるのは、リビングと一体になったダイニング空間。
その一角にしつらえたカウンター付きの勉強スペースは、お子さまの学習や、リモートワーク、家事の合間のちょっとした作業にもぴったり。
キッチンからも目が届きやすい配置で、家族の気配をやさしく感じながら、集中できる場所になりました。
キッチンは黒で空間を引き締め、ナチュラルな木とのコントラストが、シンプルながらも程よい緊張感をもたらします。
すっきりとしたデザインながら、作業動線や収納にも配慮し、日々の料理や片付けがラクになるよう設計されています。
そして、小さく見えてもしっかり布団が敷ける3畳の和室は、この住まいの“やすらぎの場”。
お昼寝やごろ寝、来客時の寝室、季節の布団使いなど、家族のライフスタイルに応じて多彩に使えるように工夫しています。
吊り押し入れの下にはカウンターも設け、ちょっとした読書やスマホ置きにも便利。
“ちょっとだけ閉じる。ちょうどよく開く。”
この住まいには、家族の心地よい距離感を保ちながら、無理のない毎日を支える仕掛けが、静かに息づいています。